「ふじのくにセルロース循環経済国際展示会」のメインコーナーにCNチャレンジ車両を展示いたしました。
- natsumi26
- 2024年10月28日
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更新日:7月25日
2024年10月24日、25日、ふじさんめっせ大展示場にて「ふじのくにセルロース循環経済国際展示会」が開催され、展示会のメインコーナーにトラスはSUZUKIの全面的な協力を得て、CNチャレンジ車両を展示いたしました。

トラスのブースには、SUZUKIのCNチャレンジ車両の他、亜麻繊維コンポジットで製作した’20年型GSX-RRのカウリングを展示いたしました。Trasブースには多くの来場者が訪れ、亜麻繊維コンポジット製品への質問や、製品の美しさへのコメントを非常に多くいただきました。
展示した「チームスズキCNチャレンジ」車両は、「2024 FIM世界耐久選手権"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」を実際に走ったマシンです。トラスの天然繊維製ボディパーツの他に、サステナブル燃料をはじめとした、タイヤやオイルなどにまでサステナブルアイテムを採用した特別なマシンです。「チームスズキCNチャレンジ」はエクスペリメンタルクラスでの参戦だったにも関わらず、なんと総合8位という結果でフィニッシュいたしました。この貴重なマシンを、展示用に拭いたりせず、あえて戦いを終えた状態の汚れを残したままの姿で展示いたしました。目立った汚れや損傷がなく、そのままの状態で展示が可能なことは、このマシンがいかに順調に鈴鹿8耐を走り抜けたかを表しています。
ブース内に展示した亜麻繊維コンポジット製’20年型GSX-RRのカウリングは、トラスが以前CFRP(カーボン)で製作していたSUZUKIのMotoGPのカウリングを、亜麻繊維コンポジットに置き換え製作したプロトタイプ製品です。CNチャレンジのストーリーが始まることとなったキッカケとも言える、一番最初の天然繊維製品です。
展示会は大盛況で、会場には過去最多のおおよそ2000人の来場者が訪れました。本展示会の反響の良さは、環境に優しい新素材への関心が、日本でも高まってきたことを示しているでしょう。新しい素材・新しい開発・新しい取り組みで、既存の製品を環境に優しい素材にできる限り置き換えていくことが、私たちの未来をつくります。トラスはコンポジット製品のスペシャリストとして、コンポジット製品のCO2削減に積極的にチャレンジし続けます。今後もトラス製品とその活躍に乞うご期待ください。
