top of page
News & Information

第28回アジアクロスカントリーラリー(AXCR)2023に参戦

2022年に続き、ウルトが トラスと共に、第28回アジアクロスカントリーラリー2023に参戦いたします。

 

自動車業界で注目されている持続可能な材料を使用したコンポジットボディーをトラスは、 AXCR2022のクロスカントリーラリー車両に採用し完走を果たしました。 この素材は、スイスのBcomp社が開発した亜麻繊維を使用し、カーボンファイバーと同じオート クレーブを使用し加圧加熱成形される材料です。2023年は天然繊維の持つ素材感を示すため塗装 をせず、使用することにしました。この素材はカーボンファイバーからの置き換えによりCO2を 最大で−85%も削減出来るとBcomp社は発表しています。 鉄やアルミを作るためには膨大なエネルギーを使用しなければなりませんし、プレス成形でも大 きなエネルギーを使用します。亜麻は生育時には酸素を排出し、刈り取り後から糸にするまでの 経緯で少しのエネルギーを使用するだけでコンポジット繊維になります。 Bcompの天然繊維は、高機能材料カーボンと同じ成形方法で製作され、カーボン製品と同じよう に使用出来る未来を守る材料です。 ウルトグループは、モータースポーツ参戦でのサスティナブルな取り組みは、未来に向けた研究 の場として捉え、自然との共有であるクロスカントリーラリーの分野でプラスチックを減らす取 り組みを通し、持続可能な社会に向けた提案として完走を目指していきます。



ドライバー


新田正直: コンポジット製品成形メーカー有限会社トラス代表 AXCR2022 総合20位 昨年の経験を元にブラッシュアップした Bcomp材料のボディを新たに作成し、天然繊維の軽さ強さ耐久性を 証明し完走を目指します。ウルトの高機能ケミカル製品は、過酷な クロスカントリーラリーに必須であると昨年強く感じました。シリ コンスプレーを吹き付けることで洗車時間の短縮ができ、潤滑スプ レーは高い浸透力を発揮し、密着性に優れた潤滑油膜が形成されて 潤滑剤が流れにくいと高評価を得ています。AXCR2023は、過酷な 路面状況が長距離と予想されるので、ウルト製品の活躍の場が多くなることでしょう。 コ・ドライバー/メカニック達と一丸となり ゴールまで突き進みます。応援よろしくお願いいたします。


里中謙太: トヨタ自動車株式会社 電気自動車(BEV)開発室勤務 26歳 コ・ドライバー歴8年2023全日本ラリー選手権Rd.2 JN5クラス1位 AXCR2022 T2G-A クラス優勝 ウルトチームでの参戦をとても嬉しく思っています。万全なチーム体制も昨年確認済で安心ですし、天 素材ボディも仕事柄強い関心があり大変興味深いチームです。 昨年ウルトチームから頂いたパーツクリーナを使用し、スタックか ら抜け出したことも経験しています。洗浄部に長く留まり無駄なく 洗浄力が高かった思い出が記 憶に残っています。TCD ASIAチーム とのワンチーム体制にも期待して います。 我々ウルトチームの応援よろしくお願いいたします。



bottom of page