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「チームスズキCNチャレンジ」今年のボディはよりサステナブルに製造しています


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FIM世界耐久選手権「コカ・コーラ 鈴鹿8時間耐久ロードレース」にエクスペリメンタルクラス

で参戦するチームスズキCNチャレンジ(Team SUZUKI CN Challenge)は「カーボンニュートラル社会の実現に向け、サステナブル燃料や部品を用いたレース活動を通じて技術開発を加速する」ことを目的としたスズキのチャレンジです。このチームスズキCNチャレンジの車両に、トラスの天然繊維製ボディが使用されています。


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今年のトラス製ボディパーツは、Bcomp社とSGL carbon社との協力体制の元、プリプレグから性能をアップしており、また、昨年使用したカーボンの見た目のようなグレー色の天然繊維から一新し、漂白・染色をしていない、天然繊維そのものの色を活かしたナチュラル色の天然繊維に切り替えています。天然繊維製カウルは塗装で塗り潰さずに、天然繊維の素材と色がそのまま見える斬新なデザインとなっているため、亜麻からできた天然繊維製ボディを視覚的にも楽しめるサステナブルな車両となっています。

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プロジェクトリーダー兼チームディレクター 佐原伸一氏

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 「スズキCNチャレンジは環境負荷低減と走行性能の両方とも、より高い目標を設定して継続することに意味があると考えています。2025年の車両のトラス製天然繊維製ボディの使用範囲が増えた理由は、Bcomp・SGL Carbonの天然繊維プリプレグより製造する天然繊維製ボディは製造時のCO2排出量がカーボンに比べて85%少ないとのことなので、より広範囲に使用することで更なる環境負荷の低減につなげたいという思いがあったためです。また、開発が進んで機能的にもCFRPを超えるものになることを期待しています。

 2025年は漂白のないナチュラルな色味の天然繊維を採用し、見た目のインパクトも大きくなりました。新設計の大型ウイングレットにも天然繊維を使用しており、イメージとしても機能としても新たな挑戦ができていると思います。

 プロジェクトに寄せられる期待は毎年大きくなるので、それに応えるべく環境負荷低減と性能向上の両方を頑張っていきたい。その結果、モータースポーツの持続可能性につなげることが活動の目的の一つであり目標でもあります。」




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